基本情報
【邦題】くらくてあかるいよる
【著者】John Rocco
【出版社】Disney・Hyperion Books
【第1刷発行】2011年
【言語】英語
【カバー】ハードカバー
【サイズ】24.64 x 2.16 x 28.7 cm
【ページ数】全40ページ
追加情報
【代表1ページあたり単語数】 14ワード(5ページ目)
【スタイル】見開き全体に絵、余白に文章。
2012年、コールデコット賞 Honor Book 受賞作品。
アメリカのジョン・ロッコの代表作の一つです。
明かりでいっぱいの街が突然真っ暗に・・・。
光と闇が強調された絵がとても印象的な絵本です。
真っ暗になった時の明かりと影が、本当に停電になった時のようなあの感じをうまく表現しています。
明かりがなくなった街にもまだ活気があり、慌ただしさを忘れて楽しく過ごす人々の姿。
「なくなること」で普段とは違うことに幸せを感じる、そんなことを教えてくれる絵本です。
英語のワードはとても少ないため、英語にまだ慣れていないお子さんにも読める絵本です。
絵から伝わる情報が多く、英語の意味がわからなくても楽しめると思います。
初めての英語の絵本にもお勧めできます。
電気がなくなった街、寂しい街になると思いきや、それでも人々の活気があり、電気がなくなったことによって、人々が慌ただしさを忘れて過ごす姿が心に残ります。
あらすじ
光り輝く街、ニューヨークの一角、ある夏の日の夜、街にはたくさんの明かりがつき、人々がそれぞれの生活を営んでいます・・。そこに突然の停電。
全てが真っ暗な世界では何もできません。
暑くて我慢できなくなった家族はアパートの屋上に出ます・・・。
そこには輝く星空が、そしてそれを楽しむ人々の姿がありました。
暗闇の世界の人々に慌ただしさはありませんでした・・・。