基本情報
【邦題】まよなかのだいどころ
【著者】Maurice Sendak
【出版社】Harper& Row
【第1刷発行】1970年
【言語】英語
【カバー】ハードカバー
【サイズ】21.59 x 1.01 x 27.94 cm
【ページ数】全40ページ
追加情報
【代表1ページあたり単語数】 18ワード(6ページ目)
【スタイル】1ページ毎、絵と絵の中に文章。
1971年、コールデコット賞Honor賞受賞作品。
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞、国際アンデルセン賞も受賞しているモーリス・センダックの代表作の一つ。
昔の漫画のような絵、全編変わった書体の大文字で書かれているため、各ページがポスターのような印象です。
不思議な「真夜中の台所」に迷い込んだ主人公。そこでケーキを作る料理人たち。彼らのダイナミックな動きが絵に見事に表現されています。
英語のワード数自体は多くはありませんが、大文字で書かれているため少し読みづらく感じます。
一部あまり聞きなれない単語が出てくるため、少しだけ調べる必要があるかもしれません。
ストーリーは現実離れしたお話なので、設定を理解するのに少し苦労するかもしれません。
モーリス・センダックの代表作だけあって、子どもの想像力を刺激するストーリーと絵が魅力的な絵本です。毎朝ケーキが食べられるのは、真夜中に誰かが作っているから。もしかしたらこんな風に作っているのかも。毎朝ケーキを食べるという部分に欧米の文化を感じます。そんなところもこの絵本の面白さだと思います。
あらすじ
真夜中の台所に飛び込んだ主人公のミッキー、そこには、明日の朝のケーキを作っている料理人たちがいました。
ケーキの生地の中に入ってしまったミッキー、焼かれる前に飛び出します。
I’M NOT THE MILK AND THE MILK’S NOT ME!
I’M MICKY!
(引用:In The Night Kitchen)
体についた生地を使って飛行機を作るミッキー。
飛行機を操縦してケーキ作りを手伝います・・・。