「絵本」を通じてお子さんの世界を広げる「知育ラボ」  英語の絵本・英語が学べる絵本・外国の絵本を中心に情報発信します!

Outside Over There (邦題 : まどのそとのそのまたむこう)

基本情報

【邦題】まどのそとのそのまたむこう
【著者】Maurice Sendak
【出版社】Harper& Row
【第1刷発行】1981年
【言語】英語
【カバー】ハードカバー
【サイズ】1.27 x 22.86 x 26.04 cm
【ページ数】全40ページ

追加情報

【代表1ページあたり単語数】 19ワード(12ページ目)
【スタイル】1ページ毎、絵と余白に文章。見開きでどちらかのページに文章、もう片ページに絵。等

1982年、コールデコット賞Honor賞受賞作品。

作者のモーリス・センダックは、日本では「かいじゅうたちのいるところ」でとても有名です。

1970年に国際アンデルセン賞 画家賞、2003年には、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞も受賞し、偉大な功績を残しています。

 

そんなモーリス・センダックの代表作のひとつがこの「Outside Over There」です。

 

ヨーロッパの絵画のような絵、登場人物の表情がとても印象に残ります。

他のモーリス・センダックの作品と比べても、写実的で漫画のようなポップさがありません。

 

子供向けの絵本ではありますが、文化と言葉の違いがある日本の方が読むとなると、小さな子供向けというよりも中高生くらいの子、もしくは大人向けではないかと思います。

 

英語のワード自体はそれほど多くないですが、難しい単語が出てきたり、ストーリーが抽象的だったり、文化的背景が分かっている前提で書かれている部分があるため、分かりづらい部分があります。最初は辞書が必要かと思います。

 

小さなお子さん向けではありませんが、絵本の名作なので一度は読んでみたいですね。お子さんは絵だけを見て楽しめるかもしれません。普段の子供っぽい絵本と違う絵を見せるのもいいですね。うちの娘はかわいい赤ちゃんの絵に食いついていました。

 

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