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What Do You Do, Dear? (邦題 : そんなときどうする?)

基本情報

【邦題】そんなときどうする?
【著者】Sesyle Joslin
【絵】Maurice Sendak
【出版社】Harper& Row
【第1刷発行】1961年
【言語】英語
【カバー】ハードカバー
【サイズ】18.42 x 0.64 x 22.23 cm
【ページ数】全48ページ

追加情報

【代表1ページあたり単語数】 37ワード(4ページ目)
【スタイル】見開き全体に絵、余白に文章。左ページに文章、右ページに絵。等

1958年、カールデコット賞 Honor Bookに選ばれた What Do You Say, Dear?の次の作品。

アメリカのセシル・ジョスリン作、「かいじゅうたちのいるところ」で有名なモーリス・センダックが絵を描いています。

 

この絵本のモーリス・センダックの絵は、まさにおとぎ話の世界の人々のようなタッチで描かれています。

白、黒、黄色、緑の4色のみでシンプルに表現されています。

 

絵本の最初のページには、小さなレディーとジェントルマンのために、日常遭遇する場面でどういった振る舞いをすべきか、ということを示したエチケットのハンドブックだ、と記されています。

 

この絵本の内容は、まさにこの通りの内容になっています。

 

最初のページにシチュエーションが説明され、こんな時、どうする?(What do you do, Dear?)で次のページへ。次のページには、こんな時にはどうすべきか、ということが絵と文字で表現されています。

 

例えば、こういった内容。

あなたがインディアンでカウボーイ達を呼んで、焚火をしながらパイプを回しながら吸っています。あなたの番の時、誤って大量の煙を吸ってしまいました・・・What do you do, Dear?

Cover your mouth when you cough. (咳をするときは手で口を覆いましょう)

こういった話が次々に出てきます。

 

シチュエーションは、上記のインディアンの話のように、ちょっと現実離れした内容ですが、子どもにとっては、それもおとぎ話のようで楽しい内容です。

 

絵本として楽しみながら、エチケットを学べる一石二鳥の絵本です。レディーファーストのような内容も出てきており、時代や文化の違いも感じることができる内容になっています。

 

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